こんにちは、マーボーです。
今回は、子育てとコミュニケーションをテーマに、「子供にとって怒る、叱る」についてお話ししていきます。
「怒る」と「叱る」の違いを知ってるだけで、親と子共とのコミュニケーションは良好になります。
子育ての中で「怒る」ことって多々あると思うんですが、「叱る」ことはしてますか?
参考
僕もそうだったんですが、子供が「言うこと」を聞かないと、すぐに怒鳴ってました。
なんで子供に、すぐ怒鳴ってたのか、
- 怒る
- 叱る
がそもそも分かってなかったんですよ。
言うこと聞かなかったり、イタズラしたりすると、「怒って怒鳴る」ことをして、子供の行動を抑えていました。
ただ、子供からしたら「恐怖」ですよね。怖い顔で怒られたり、怒鳴られると恐怖でしかないです。
参考
僕も小さい頃は、怒鳴られて来たので、母親が恐怖で仕方ありませんでした。
ここで気づいたあなたは、子供に怒ったり、怒鳴ったりしないで下さい。
※「怒る」「怒鳴る」は恐怖で行動を抑える行為だからです。
この記事を読んだあなたは、凄くラッキーです。
子供とのコミュニケーションを踏まえて、「怒る」「叱る」について解説していきます。
子供と良好なコミュニケーションが取れるようになり、子育てが楽しくなるはずですよ。
こんな方におすすめ
- 子育てをもっと楽しみたいあなた
- 子供にすぐ怒っている、怒鳴っているあなた
- 子供と楽しく、毎日を過ごしたいと思っているあなた
※ただし、子供の教育に「無関心」「怒ることが正義」という考えを曲げない、あなたの閲覧は禁止ですよ。
記事の内容
- 子供にとって「怒る」とは
- 子供にとって「叱る」とは
上記2つについて解説していきます。
子供に「怒る」行為とは
まず、子供に「怒る」とどのような影響が出るのか考えていきましょう。
研究結果によれば「怒鳴られる」「怒られる」子育てをされてきた子は、脳の発達に影響が出るこがわかっています。
- 攻撃的になる
- 精神的な成長阻害
- 鬱傾向になる
「怒る」ことは、親の感情コントロール不十分で引き起こされる行為なんですよ。
この親の「感情コントロール不十分」が子供にも移ってきます。
結果、
子供の感情コントロール不十分
にも繋がってくるんですよ。子供が「感情コントロールが不十分」になると、上記で挙げたように
- 攻撃的になる
- 精神的な成長阻害
- 鬱傾向になる
ここで、「怒る」行為がどのようなものか解説していきます。
- ストレスの発散
- 行動の抑制
- 言葉の暴力
あなたが子供に対して「怒る」行為には、この3つが当てはまります。
子供に怒る行為|ストレスの発散
子供は、あなたよりも断然「弱い立場」にありますよね。
「仕事が上手くいかない」「家事が全然進まない」そんな時、ちょっとした子供の行動にイライラしてませんか?
自分の「イライラ」や「怒り」の矛先を子供に向けていては、本当に伝えたいことが伝わりません。
「単にイライラしている」これだけの理由で子供に当たることは、ただのストレス発散です。
ちょっと今日はイライラしている。
子供の取った行動に対してあなたの感情をぶつける。
これだと、あなたの「思い」は伝わりません。
子供に怒る行為|行動の抑制
「怒る」「怒鳴る」ことは、権威性や恐怖が伝わりやすくなります。
あなたの恐怖が、子供に伝わってしまえば、萎縮してしまいます。
頻繁に怒ったり、怒鳴ったりすると、子供が行動を覚えてしまい「〇〇したら怒られる」「じゃあ□□もダメかも」このように行動の抑制に繋がってきます。
- 〇〇はダメ!
- 〇〇じゃない!
- 〇〇しなさい!
これだと、子供には何も伝わりません。
親の一方的な思いの押し付けしかなく、子供には「どうして良いのか」全く伝わってないです。
怒ることは「行動の抑制」でしかなく、「何でダメなのか」「何で〇〇しないといけないのか」
「何で」の部分がない中身の無いモノになってしまいます。
子供に怒る行為|言葉の暴力
命令口調で「怒る」「怒鳴る」を繰り返していると、子供にとっては恐怖でしかありません。
親の怒る、怒鳴る行為がどんどんエスカレートしていき、
- 子供に罵声を浴びせる
- 子供を必要以上に追い込む
エスカレートしていくと言葉の暴力になります。
「親の権威性」「怒られる恐怖」も加わり、子供どんどん萎縮してしまい、子供ながらに行動することを止めてしまいすよ。
- 許して下さい
- もう、しません
この言葉を子供に言わせたいですか?
子供に「叱る」行為とは
子供が「言うこと」を聞かないのは、「自分の思い通りにいっていない」事と同じです。
それは、親であるあなたも同じで、自分の思い通りならなかったら、どうしますか?
- ちょっとムっとする
- ちょっとイラッとする
- ちょっと反抗してみたり
こんな感情を抱きますよね。
だから、子供が「言うこと」を聞かないことは、凄く当たり前なことなんです。
子供も一人の人間であり、子供にも感情があります。あなたと「同じではない」ことを理解しましょう。
「叱る」ことがどういったことか、
叱る=アドバイス提供
であることを意識して下さい。
最初に説明した「怒る」行為は、あなたの「感情を無駄に子供に打つける」行為でした。
「叱る」は子供にとってのアドバイス提供だと考えて下さい。「なぜ、ダメなのかを伝える」これだけです。
正しく叱る為に、「叱り方のポイント」を深堀していきましょう。
- プラスを伝える
- 一対一で伝える
- 子供を尊重する
ポイントはたった3つですが、子供にとってはとても大切なことなので、意識していきましょう。
子供に叱る行為|プラスを伝える
子供が「イタズラ」「危ない行為」をした時にあなたは、どのように伝えますか?
- ダメなものは、ダメ!
- ✕✕は危ない!
- ✕✕ダメ!
これでは、子供には伝わりません。
マイナスな意見を子供に伝えても「何で✕✕はダメ」なのか、それが分かりませんよね。
マイナスな情報をプラスに変換して伝えるようにしましょう。
それだけで伝わり方は変わってきます。
- ✕✕より、○○の方が楽しいと思うよ!
- ✕✕は、転ぶと危ないから、〇〇しよう!
感情的にならずに、一つずつ「提案」していくことを意識しましょう。
子供に叱る行為|一対一で伝える
お店や街中、大勢の前で子供を必要以上に、ネチネチ言うことはしないでしょう。
自分の言いたいことを全部吐いたり「あれも」「これも」過去のことを持ってきたら、結局何が言いたいのか子供には伝わりません。
大勢の場所では、一対一になれるような場所で「短く伝える」ことをしましょう。
人が見てるような場所では、子供は委縮してしまい伝わることも伝わりません。
- 目を見て、短く
一対一では、子供の目を見る、負担軽減のため短く、ネチネチ言うのではなく、叱るべきところを絞って短的に伝えるようにしましょう。
子供に叱る行為|子供を尊重する
「叱る」にしても子供も、「言いたいこと」があります。
- でも
- だって
- 〜〜が、
こんな感じで、自分の言いたいことを言ってきます。ちょっと「すねたり」しますよね。
こんな時に、子供の意見を断ち切るのではなく、子供の意見をしっかり「聞く」そして、あなたなりのプラスを提案しましょう。
子供がすねたり、泣いたりしても一緒です。
一方的に突き放さず、寄り添って子供を尊重しましょう。
- 聞く
- 寄り添う
「自分の意見もちゃんと聞いてくれた」「叱られたけど、見捨てられていないんだ」
子供の安心感にも繋がり、親子関係も良好になります。
マーボーのまとめ
子育てにおける「怒る」「叱る」について解説しました。
参考
僕自身は、兼業主夫で子育てにも携わってますが、「叱り方」「ポイント」を知ったことで、子供との関係も凄く良くなりました。
子育ても伸び伸びでき、子供との時間を有意義に過ごしています。
子供とのコミュニケーションで行き詰ったり、子供と関わり方で悩んだら、
「育児書」を参考にしてみると子育てに対して新しい発見があるかもしれません。
「怒る」は自分の感情をぶつける行為なので、お互いに「マイナス感情」になりますよね。
子供に感情をぶつけても、子供自身はどうしようないです。
「恐怖」で子供の行動を抑えるよりも、プラスの方向に転換して行動を促していきましょう。
子育てでは「叱る」を知ることが大切です。
- プラスを伝える
- 一対一で伝える
- 子供を尊重する
あなたなりのアドバイスを子供に提供していきましょう。