こんにちは、マーボーです。
今回は、理学療法士の臨床実習をテーマに、「長期臨床実習のコツ」についてお話していきます。
「長期臨床実習」は、理学療法士養成校の臨床実習における最後の実習です。
最初に結論を言ってしまうと、「長期臨床実習に攻略」はないです。
ただし、一つ一つのポイントを押さえていくと、「楽しい長期臨床実習」を過ごすことが出来ますよ。
確かに長期臨床実習と聞くと、
- レポートが多くて辛い。
- コミュニケーションが上手くとれずに辛い。
そんなイメージがあると思いますが、ポイントを押さえていくと長期臨床実習を楽しく過ごすことが出来ます。
この記事を読んでいるあなたは、凄くラッキーです。
理学療法士6年目の現役理学療法士が、長期臨床実習のコツを解説します。
ポイントを押さえて楽しい長期臨床実習にしましょう。
こんな方におすすめ
- 理学療法士を目指しているあなた
- 長期臨床実習を不安に感じているあなた
- 長期臨床実習を楽しみたいあなた
※ただし、長期臨床実習を不安に感じていない、楽しみたくないと思っているあなたの閲覧は禁止ですよ。
長期臨床実習を楽しむコツは「ポイント」を押さえ「メンタル」を鍛えることです。
記事の内容
- 長期臨床実習を楽しむ5つのポイント
- 長期臨床実習に必要なメンタル育成
長期臨床実習を楽しむ5つのポイント
ポイントを押さえると、長期臨床実習も簡単で、凄く楽しい実習になります。
長期臨床実習は長い実習ですので、苦痛に感じますが、一つ一つのポイントを押さえて、あなたにとって有意義な実習にしていきましょう。
ポイント
- 基本的なあいさつ
- 積極的な姿勢
- 素直な姿勢・謙虚さ
- 睡眠時間の確保
- 長期実習だからこそ
楽しむポイントとして、上記5つを意識して下さい。
意識するだけで、実習に対するあなたのイメージは変わります。
楽しむポイント|基本的なあいさつ
「実習生」ですが、一人の社会人としてみられます。
基本的な「あいさつ」はしっかり実践していきましょう。
- おはようございます
- お疲れ様でした
患者さんはもちろん、病院スタッフにも積極的に「あいさつ」していきましょう。
「あいさつ」が出来ないだけで評価されてしまうので、積極的に「あいさつ」して下さい。
はじめのコミュニケーションは、「あいさつ」から入るので、元気よくいきましょう。
楽しむポイント|積極的な姿勢
臨床実習は「学ぶ姿勢」を意識しましょう。
受け身にならない様に積極的な姿勢で学んで下さい。
- 積極的に質問をする
- 積極的に見学に入る
自分から疑問を持ち、行動することは凄く良いことです。
あなたが、学ぶ姿勢を見せることで、多くの「知識・情報」を得ることも出来ます。
何をしたらいいのか分からない時は、何でもいいので指導者に質問してみましょう。
※噛みついたりしないので大丈夫ですよ。
「質問」もコミュニケーションを発展させる上で、重要なツールなので積極的に実践していきましょう。
楽しむポイント|素直な姿勢、謙虚さ
実習中は、様々な指導を受けることも多いです。
しっかり指導してくれる実習指導もいますが、中には理不尽なことを言ってくる指導者もいます。
「素直な姿勢」で受け止めましょう。
- 課題の内容が分からない
- 課題の量がとてつもなく多い
- 昨日と言ってることが、違う
そんな、理不尽なことを言ってこられたら、学校の担任に相談することをオススメします。
しっかりとした指導であれば、それは受け止めて自分の物にして実習で活かしてみましょう。
指導に反発してしまえばマイナスでしかないので「謙虚」にいきましょう。
楽しむポイント|睡眠時間の確保
レポート課題が多いと睡眠時間が減少しますよね。
「レポート課題が多くて寝れない」そんな悩みも少なくありません。
眠たいまま、臨床実習に行っても何の意味もなく、「事故」に繋がる原因になります。
- 集中力の低下
「医療事故」「交通事故」予防の為にもしっかり睡眠をとり、集中力を維持させていきましょう。
課題が出されたとしても全部を終わらせなくて大丈夫です。
無理せず、出来上がったところまでで、提出しても問題ありません。
睡眠時間を削ってしまう方が「問題」です。
臨床実習は課題が全てではないので、「質のいい睡眠」をとり万全のパフォーマンスで実習に励んでいきましょう。
楽しむポイント|長期臨床実習だからこそ
長期臨床実習は「気楽」にいきましょう。
実習期間が長く、ストレスも溜まりがちです。
実習が休みの日は「自分の時間」を過ごして、ストレスを溜めない様にして下さい。
- 抜くところは、抜く
長い実習期間なので、ずっと緊張していたら「メンタル」も持ちません。
「休みは、休み」「実習は、実習」長期臨床実習だからこそ気楽にいきましょう。
次項で、長期臨床実習でも負けない「メンタル」について解説していきます。
長期臨床実習に必要なメンタル育成
長期臨床実習は長い実習期間なので、あなたには相当な負担が掛かってきます。
いくらポイントを押さえたからといって、「メンタル」がやられてしまうと、臨床実習そのものを楽しむことが出来ません。
長い臨床実習を途中でリタイアしない為にも、強いメンタルを持ちましょう。
別記事でメンタル強化について解説しているので、こちらも参考までに覚えておくと役に立ちますよ。
モチベーションに左右されない、即行動出来るメンタル強化術【ガラスのハート必見】
他は何が折れてもいい、心だけは折れない様に。
長期臨床実習では、アクシデントや理不尽な指導を受ける時がありますが、心だけは折らないようにしましょう。
ポイント
- 開き直る
- 早めに寝る
- 早めに相談
大事なポイントはたった3つです。
メンタル育成|開き直る
早めに言っておきますが、長期臨床実習では「何も問題なく終える」ことはまずあり得ません。
何かしらのアクシデントや注意、指導を受けます。
その度に、ダラダラ引きずっていても意味がないので、きっぱり開き直って次の行動に移しましょう。
同じミスを繰り返さない
ダラダラ引きずっていては、同じミスを繰り返してしまいます。
気持ちを切り替えて次の行動に繋げて下さい。
メンタル育成|早めに寝る
実習での「疲労」「ストレス」は溜め込んではダメです。早めに寝ましょう。
実習は「気疲れ」をするもので、疲労が溜まりやすく、しかもストレス発散のしようがありません。
「レポート課題が多くて寝れない」
そんなモノは関係ありません。レポートの為の実習ではないですよ。
「疲労」「ストレス」が溜まってくるとメンタルは腐ります。
次の日の臨床実習に「疲労」「ストレス」を持ち込まない為にも、早めに寝ましょう。
メンタル育成|早めに相談
臨床実習において、実習生であるあなたは、かなり弱い立場に立たされます。
その立場を利用して、けちょんけちょんに言ってくる他のセラピストや、実習指導者もいるんですよ。
そういった残念なセラピストや実習指導者の戯言は無視
「無視」しましょう。
愚痴を友達と吐き合って、ストレス発散に繋げてもいいですが、
あまりにも残念な場合は、早めに学校の担任に相談することをオススメします。
マーボーのまとめ
長期臨床実習は本当に疲れる実習です。
実習指導者の機嫌を取らないといけなかったり、「気疲れする」といった実習生の声も多く聞かれます。
そんな中で、長期臨床実習のポイントを押さえて、あなたにとって有意義な実習にしましょう。
ポイントをおさらいすると、
- 基本的なあいさつ
- 積極的な姿勢
- 素直な姿勢・謙虚さ
- 睡眠時間の確保
- 長期実習だからこそ
この5つを意識して、長期臨床実習に励んでみて下さい。
あなたが立派な理学療法士なることを、心から応援しています。
頑張って下さい。
最後に、今後の勉強や臨床に出てからでも使える、参考書をまとめているので、役に立てて下さい。